手のひら日記

【三世の手のひら日記】2021.11.17

昨年末のぎっくり腰リハビリ中、
痛みを忘れたくてあれこれやってたことがありまして。
その一つが「ぬりえ」です。
そして、
「ぬりえ」をしているとき、
必ず思い出すことがあります。
ーーーーーー
子どもの頃、
近所に「さっちゃん」ていう、年下の女の子がいた。
ある日、さっちゃんの家に遊びに行くと
さっちゃんのお母さんがテーブルで何か黙々とやっている。
なにしてるのかな~
のぞいてみると
それは【ぬりえ】だった。
今みたいに「大人のぬりえ」なんてないころの話。
さっちゃんのお母さんは、よくあるこども向けの
「フリフリドレスのお姫さま」に色を塗っていた。
わぁ~、すご~~いっ!
きれい~~~~!!!!
緑と紫で彩られていく、
お姫さまのドレスは
信じられないくらい美しかった。目の前で魔法を見せられてるようだった。
さっちゃんのお母さんの手から魔法がでてる~!
これは魔法だ~!
魔法使いだ~!
本気で、そう思った。
ーーーーーー
さっちゃんのお母さん、
どんな手をされてたんだろう。
そんなことが、ふと頭をよぎります。
全く思い出せないけど、
きっと感受性豊かで、
美しくて、綺麗なものも求めてやまない、
そんな手をされてたんだろうなぁ、と想像してみたり…。
お元気かなぁ。
二度とお逢いすることはないけれど、
これからも
ぬりえをする時にはいつだって思い出すと思います。
どうか
お元気でいてくださいね。

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