手のひら日記

【コーリングのときどき手のひら日記】2022.6.29

先日、1歳になったばかりの女の子の手を読んだ。


ちっともぐずらない。
ママに抱っこされながら私のブレスレットに興味津々のご様子。
個人的には
この時点ですでにパーフェクト✨
「よく来てくれたね~、ありがとね~、バイバイ~」てな気分なのだけど、
ママのリクエストは
彼女の手相読み……。


絶対嫌がるだろうなぁ、と思いつつ
「ちょっと見せてね~」と声をかけるけど、
絶望的なほど距離が縮まらない。


あれこれ「エサ」で誘きよせても
プクプクおにくちゃんに包まれたかわいい手は、
一瞬でキュッと引っ込んでしまう。


「そりゃ、そうだよね…。」


ならば、作戦変更。
触ろうとするから逃げてしまう。だったらそれをやめればいい。見るだけ、見るだけ。


「エサ」をチラチラさせると、スッーとプクプクの手が伸びてくる。


「よしよし、その調子…」


そして「エサ」を掴もうと手が開いた瞬間…


「チャンス!!!!」


あらゆる身体機能の衰えを痛感する日々。
こんな自分に【動体視力】ってやつが、どれだけ残っているのかわからないけど、
だけど、まだあると信じて!!


これぞ、全集中っ!!!
これが、全集中っ!!!


「見えたっ!!」


周回遅れで、
こんなところで、
まさか「あの世界観」を体感するとは…。


でも、追い込まれると人ってすごいね。
2回のチャンスで
いくつかの相を読むことができた。


とはいえ、
ママの期待に充分応えられたかは……。
最後に少しだけママの手も読ませてもらって終了。


なんともスリリングな手相読みだった。


ママさん、
貴重な時間をありがとうございました。
いつかまたムスメちゃんの手を読ませてもらえたら嬉しいです。
どうか、
ご縁がありますように。


ムスメちゃんの成長を
はるばる遠くから応援しています!!

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