手相読みを始めて
そろそろ25年になるけど、
ずっと読みたいのに一度も読めなかったのは、自分の【手】。
だけどね、つい先日のこと。
その瞬間は、何の前ぶれもなくやってきた。
「あっ!そういうことかぁ…!!」
思いがけず、わたしはわたしの【手】が読めてしまった。
頭の中で言葉が次から次に浮かんでくる。
おもしろいほどに。
「だからかぁ~!」
「だよね~!」
「そういうことだったのね!」
「そりゃ、そうだぁ!」
「うん、うん、でしょうね~」
浮かぶ言葉を一つ一つ受け止めるたび、ホッとして、心がほぐれていくのがわかる。
「すごいわぁ。」
自分で自分を理解ってやれるって、こんなにも安心感をもたらすなんて知らなかった。
そういえば、
手相読みの最中、
触れている【手】がフッとやわらかくなるときがある。
それって、
自分で自分のことを
受け入れられた瞬間なのかもしれない。
だって「心」と「手」はつながっているからね。
固く握りしめてる
「手」が、「心」が、
手相読みで少しでもほぐれたらいいな。
そう思いながら、
差し出された【手】を
これからも読んでいこう。
この安心感を、あなたも、ぜひ。