夫婦って、
似ていたり、似ていなかったり。
大切なのは、お互いが似ているところも似ていないところも、好きなところも嫌いなところも、大切に想うことなのかもしれないです。
【コーリングのときどき手のひら日記】
ある新婚さんの
お二人の手を拝見した。
優しくて、繊細。寡黙。争いを嫌い、平和を愛する、ダンナさま。
明るくて、エネルギッシュ。思いたったら即行動。
楽しく、イキイキとした、オクさま。
まぁ、まぁ。
なにもかも違っている。
お二人ともそのことはよく承知してらっしゃるようで、
「そうなんです!全然違うんです!」と、軽やかな笑い声が響く。あ、もちろんオクさまのね。
でも、ダンナさまも時折表情が和らいで、そこに暗い空気は漂わない。
縁あって一緒に歩んでいくことを選んだ、お二人。
二人で一つの「場所」を作り、大切に守り育てていく。
だけど、
これだけ根本的に違う「手」をしていれば、
同じ価値観で物事を捉えることはきっと難しいはず。
得意なことや不得意なこと、好きなことや嫌いも違っているだろう。
じゃあ、ダメなの……?
いや、そんなことない!!
得意不得意がカブらないってことは、
それだけ守備範囲が広い、てことだから。
これからやってくるであろう「ピンチ」にあわせて
ココはオクサマが
ココはダンナさまが
なんて、局面ごとに得意なほうが請け負えばいい。
【わたしの不得意、あなたの得意。
あなたの不得意、わたしの得意。】
こんな頼もしい相手はいないじゃないか。
だからこそ、
二人で一緒に。
お二人にしかできない進み方で。
軽やかに、軽やかに。
お幸せに