生まれたときから
見つめ続けている子どもたち。
小さな変化も成長も見逃さないぞ!と、
ポジティブ母さんはいつも目を凝らしている。
だけど、
時折、彼らが繰り出してくる理解不能な姿には、
「は?どういうこと?
信じられんわ!」
と、ネガティブ母さんが発動してしまい、思わず目を反らしてしまう…。
そんな残念な状況にハマった時は、
一呼吸おいて、距離とって、
子どもの【手】だけに焦点を合わせてみる。
できることなら、
実際に【手】を取って見たいところだけど、まぁ、そうもいかないし。
だから、
少し離れたところから
じっ~と【手】に目を凝らす。
そしたらね、
「あ~、そうだったわ。」
と、彼らのどうしようもない事情が透けて見えてきて、
それを鑑みると、
理解不能の言動にも
いくらか許容の余地がうまれてくる。
真っ正面から激突したって
なんもいいことない。
ならば、
アプローチの仕方を
工夫するしかないか、と。
そんなときに、
子どもの【手】のことを知っていると、有利というか便利だなぁ、と思う。
本人にはどうにもできない、
生まれたときから備わっている仕立てや仕様や仕組み。
得意なことや苦手なこと。
好きなことや嫌いなこと。
どうだと安心するのか。
どうすれば元気でいられるのか。
不愉快の根っこはどこにあるのか。
などなど。
いいとか悪いとかじゃなく、
おもしろおかしく話せたら、
何か糸口が見つかるかもしれない。
シリアスになってもしかたないこと、いっぱいあるからね。
「親子でLet’s 手相読み」が
親さんと子さんの
心地よい日常のヒントになるといいな。