手のひら日記

【コーリングのときどき手のひら日記】2022.11.2  手のひらが教えてくれること。

手相読みをしているときに耳にした言葉が、ずっと心に残っている。

「定点観測に来ました」

特に気がかりなことがあるわけでもなく、普通に元気に過ごしているけど、
そんな今日の自分の手ってどんな感じなのかな、と思われたらしい。

軽やかな声で語られたこの言葉は、
彼女にとっての「手相読み時間」がどういうものなのかを端的に表していて、
それを聞いてなんだか、嬉しくなった。

「手相読みに行く」
という行動は、
「自分の心の声を聞きたい」
「自分の本当の姿を見たい」
という心の表れだと思う。

一度だけ来られる方

毎月来られる方

気になった時に来られる方

年に一度来られる方……など

その距離感はまちまちだけど、
わざわざ私の目の前まで足を運び、手を差し出し、話に耳を傾けながら時間を過ごされる。
そして、
「ありがとうございました」の一言とともに
「手相読み時間」に価値を与えて帰っていかれる。

なんとも、なんとも。

これからも
差し出された手をしっかり取りながら、
大切な【声】や【姿】を丁寧に言葉にしていこう。

だって、こちらこそ、
「ありがとうございました」なのだから。

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