手のひら日記

【コーリングのときどき手のひら日記】2024.2.28  親の期待に応えたいと思うのは子供の習性なのでしょうか…

「父はすごい人なんです!」

「母は私のお手本なんです!」

【手相読み】で
すっかり大人に成長した「子」さんから「親」さんに対する
こんな言葉を聞くと、
親が子に与える影響力たるや凄まじいな~
と、しみじみ思う。

惜しみなく愛情を「子」に注ぎ、
見守り続ける「親」さん。

溢れるほどの愛情を「親」から受け取り、
成長する「子」さん。

その「愛」は循環しながら
心を育み、
絆を深め、
双方の【手】に刻まれていく。

だけど、
時に口にする温かい言葉とは裏腹に、
【手】の中には
冷え冷えとした空気が漂っていることがある。

「自分はダメだから、
まだまだ頑張らないといけないんです!」

親の思うように思えない自分

親の望むようにできない自分

親の期待にこたえられない自分を

ダメ!
ダメ!
ダメ!

と、責めてきた姿が透けて見えてくる。

そんな【手】に触れていると、

「ダメじゃないですよ。」

「できなくていいんですよ。」

そう言葉をかけずにはいられなくなる。

だって、
親の期待に応えられなくても
全然ダメじゃないから。

「親」さんと「子」さんが
お互いの幸せを願う、
その温かみだけが
循環してくれるといいんだけどな。

だから、
しつこくったって
「ダメじゃない!!」といい続けよう。

いつか
受け取ってもらえるまで。

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