ひとつの出会いを掴んだことがきっかけとなり、
またひとつ、
またひとつと、
新たな出会いがつながっていく。
そんな嬉しくて充実した日々を
「覚悟」とともに過ごしている。
出会わせてもらう「手」を拝見していると、
どの「手」にも
この世に生まれてきたときに
持たされている【役割】ってあるんだよな、と感じる。
誰かを温めるための
フカフカの毛布みたいな「手」。
誰かを守るための
高い防御壁のような「手」。
誰かを育むための
豊かな土壌のような「手」。
誰かを正すための
強靭な刃みたいな「手」。
誰かの喜びとなるための
キラキラ輝く宝石のような「手」。
誰かを導くための
暗闇を照らす灯りのような「手」。
まだまだ他にもいろんな【役割】はあるけれど、
どの【役割】も
ときに大きな重石のようにのし掛かってきて、苦しくて手放したくなることがある。
「なぜ、
こんな【役割】を持たされてるの?」
「手相読み」をしていると、
そう嘆く声を聞くこともある。
たしかにそうだよね。
自分が望んで努力して「手」に入れた役割なら、いくらでも喜んで引き受けるんだけど、ね。
私が、
その「なぜ」に答えてあげられたらよいのかも知れないけど、
こればっかりはどうにも無理だし…。
ただ、
これまで読ませて頂いた、
たくさんの「手」が教えてくれたことは、
『どんなに自分の【役割】から逃れようとあがいていても、
気付かないふりして目を反らしていても、
いずれは、
その【役割】を果たすべく、
そのような人生を歩んでいくことになるんだよ。』
と、いうこと。
そして、
自分の【役割】を引き受けた「手」って、
清々しい空気感を漂わせている、ということ。
さて、
あなたの「手」には、
どんな【役割】が
持たされているんでしょうね。
「覚悟」が
決まるかもしれませんよ。