手のひら日記

【三世の手のひら日記】2022.2.16

あの時、
その手から届いたメッセージを
どう伝えればよかったのか。
その人生が
よりよくあれば、と願うのだけど。
なんと、もどかしいこと。
なんと、己の傲慢なこと。
どうか、どうか、
苦しみもがきの最中でも
【命綱】だけは手放さないでね。
これからの
味わい深い営みの数々が
たくましい刻みとなって、
その手のひらで躍動していきますように。
いつかまたお会いできたなら、眩しいほど頼もしい手になっていることを祈っています。
きをつけて
いってらっしゃい。

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