【手相読み】の必須アイテム
「メガネ」。
日々加速していく、
近くの見えなさをサポートしてくれている。
「手」を見るときは
メガネをかけて。
「顔」を見るときは
メガネを外して。
【手相読み】の最中、
かけたり外したりを何度となく繰り返すから、
「なんだか忙しないなぁ」
と、つっこみたくなる時がある。
さらに、
マスク着用で【手相読み】をするときなんて、レンズが曇ってしまうから面倒さは爆増…。
「メガネ、もうやだよぉ」
なんて、思ってしまう日もある。
老いていく「目」に振り回されてしまう日々だけど、
いやいや、どうして。
【手相読み】は
この「目」に大いに助けられている。
それは、
最初に【手】に触れる時。
このときは必ずメガネを外しておくんだけどね。
何もかもがぼんやりした視界では、
「視覚」で情報を掴むことを諦なくてはならない。
だけど、
そんな「視覚」にとって圧倒的不利な状況は、
「触覚」で情報を掴むのには最適な環境となる。
手のひらに伝わってくる情報は、
その【手】のベース、骨組みとなって、私の目の前で立体的なイメージ像へと変換されていく。
そして、その姿は【手相読み】の土台となる。
見えないからこそ
見えてくる世界があって、
私の【手相読み】は間違いなくその世界に支えられている。
だから、
「老眼でよかった!」
な~んて、
いやいや…これはさすがに強がりだけど、
持たされているものは
私にとっての「最適なのよ!」と言い聞かせながら、
今日もメガネのかけたりはずしたりしていきましょう。
忙しない【手相読み】ですが、どうかおおめに。
お許しくださいね。