2024年、最初の日記。
「さて、なにを書こうかな~」
と、自分の【手】を眺めてたら
右手の「運命線」に目が止まった。
ということで、
「運命線」の話を少し。
「運命線」は、
手首側から中指に向かってのびていく、縦に刻まれる線。
【手相読み】で「運命線」を目にすると、
その方の生きていくことに対する姿勢や覚悟、
その方の中にある自負心のようなものが感じられる。
「運命線」は、
始めから分かりやすく刻まれている【手】もあるけど、
どちらかというと、
コツコツ小さな変化を積み重ね、いつしかしっかりと刻まれている、そんな印象を受ける【手】のほうが多い。
日々の営みによって、
様相を変えながら育っていく、
そういう線だと捉えている。
だから、
「運命線」のさまは、
【手】ごとに見事に異なる。
深く、くっきりと、力強く、
まっすぐのびていくもの。
ゆるやかなカーブを描きながら、スッと上へと向かっていくもの。
切れ切れではあるけれど、
バトンを受け渡すかのように少しずつ重なりながらのびていくもの。
どこかのタイミングで、
エネルギーが途絶えてしまったものや、
エネルギーが突如溢れだしたようなもの。
などなど…。
それから、
「運命線」が見当たらない、
そういう【手】もある。
そういえば、
【手相】の勉強を始めた頃、
私の【手】には「運命線」が全く刻まれていなかった。
右手にも、左手にも。
「どういうことっ!?
そんなはずないじゃん!」
目をこらして探すけど全然見つからなくて、
ひどく落ち込んだことを思い出した。
あれから
20年以上の時が経ち、
今、私の右手には、
たしかに「運命線」が刻まれている。
それを目にするたび、
ふしぎと力が湧いてくる。
きっとそれは、
私のそばには
チャンスと勇気を与えてくれる人たちがいるということ
私には
望む世界に向かって、歩みを進める力があるということ
私にも
できることはある、と信じて生きているということ
そんな風に自分のことを感じられるからだろう。
「運命線」は不器用な私のことをちゃんと見てくれていて、
「がんばっていこうぜ!」
そう言ってくれてるように思えるんだよね。
心強いやつだ、ほんと。
今年も、
少しずつでもいいから
「運命線」が育ちますように。
「がんばっていくぜ!」