年の瀬も年の瀬に
引っ越しが急遽決定した。
そんなわけで、
お正月休みも、冬休みも、
1月後半までのあらゆる時間を片付けとそうじと梱包とに費やすことになった。
そして、
くじら(夫)と私、仕事以外の時間をずっと一緒に過ごしている。
さながら
「なべ工務店」の現場監督(くじら)&万年パート(私)のような生活。
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《ある日の様子》
朝ごはんを食べつつ
本日の作業内容を確認し、
新居へ向かう。
部屋に入り、
各々の持ち場で作業開始。
私は、目についたことをやりたい時にやっていく。
部屋をあっちいったり、こっちいったりしながら考えを巡らせたりして。
現場監督は、やると決めたことをひたすらにやっていく。
一切わき目もふらず、手も休めずに。
「よしっ!」
「えっ?」
「くそっ…」
会話は、ほぼないけど、
時折り聞こえてくる監督のつぶやきと息遣いで、
作業進捗具合は推し量れる。
そんな監督のつぶやきがピタッと止まると、お昼の時間。
私も手を止め、一緒に帰宅し、昼ごはんを食べる。
しばし休憩後、
再び新居へ戻り、作業再開。
相変わらず、
私はうろうろ。
監督はもくもく。
そして、
夕方5時を過ぎると
手元が暗くなってしまうので、作業終了。
夜ごはんの買い物をしてから帰宅し、
食事しながら各々の作業経過を報告しあう。
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ひたすら、
こんな感じが続いている。
にしても、
監督の作業完遂度が、まぁ、エグいくらい半端ない。
予定通り、いやいや、それ以上のペースで次々こなしていく。
凄まじい、遂行力で……。
あっ!
そうだった!!
監督の手のひらには
「ますかけ線」があるんだった~!!!
手のひらに
ズドンと真一文字に刻まれている「ますかけ線」は、
とんでもないエネルギーで
「夢」を「現実」にしていく、そんなイメージの湧いてくる相。
目指す「未来」を思い描いたら、
完璧なプランを瞬時に立てて、
一切の甘えも怠けも許さずに、
ひたすら全力で疾走していく。
みたいな。
普段、の~んびりプライベートを過ごす姿しか目にしないからうっかりしてたけど、
「ますかけ」モード入ると、こんなキレキレの姿になるのね…。
ということで
「ますかけ線」の恩恵を存分に受けて、
昨日、引っ越しは無事完了した。
くじら監督よ、感謝なり。
ここからは、
パートひとりで後片付け。
うろうろとマイペースでやってきましょうかね。