我が家のくじら(夫)と弟くん(次男)は、とても暑がり。
私は彼らのことを「チーム南国」と呼んでいる。
ちなみに、
私とお兄ちゃん(長男)は寒がりなので「チーム北国」。
それにしても
今年の気候、えらいことになっていない?
ここ最近の暖かさ続きはどういことだろう。
11月とは思えない。
暦で感じる季節と
身体で感じる季節とが、
どうにもちぐはぐで混乱気味。
そのせいで、
もろもろの家のしつらえを
「秋」に変えるタイミングが分からなくなって、
二の足を踏んでいた。
すると、
先日、朝、お兄ちゃんが起きてくるなり、
「母さん、おれ、毛布がほしいわ」
と訴えてきた。
彼の寒さ感知レーダーが「冬」をキャッチしたもよう。異常気象にも鈍ることなく今季もばっちり機能している。
私のレーダー、すっかり鈍っている…。
即行で寝具一式を「秋」仕様に変えた。
ところが、
「南国」の2人に「秋」仕様はまだ早かったのか、
夜中、半袖パジャマで毛布は足元、なにも掛けずに寝てるのを見つけてしまい、のけぞった。
「信じられんわっ!」
「北国」から見ると
自殺行為そのものの姿に、
大慌てで布団をかけて回った。
だけど、
翌朝、弟くんに
「毛布、暑かったんだけど。やめて」
と、言われてしまった。
はぁ~。
「北国」の親切って「南国」には余計なお世話だったかぁ。
いらんことしました…。
一足お先に「冬」へと向かってしまう「北国」の私たちと、
「夏」の名残りを最後まで満喫する「南国」の彼ら。
そんな4人が
お互いの「快適」を邪魔せず心地よく暮らすためには、
想像力が必要不可欠。
「冬」の世界から「夏」を。
「夏」の世界から「冬」を。
双方の世界をよ~く眺めて、
気持ちよく暮らしいける距離感を覚えておかないと。
どこまでも足並みは揃わないけど、
いつまでも【手】をつないでいられるようにね。